吉永南央の小説『紅雲町珈琲屋こよみ』を読む順番とあらすじ、時系列を一覧にまとめました。
富司純子主演のドラマ『紅雲町珈琲屋こよみ』情報もあわせてチェックしていきます。
- 単行本:第11作『雨だれの標本』(2023年10月6日発売)
- 文庫本:第10作『薔薇色に染まる頃』(2023年9月5日発売)
紅雲町珈琲屋こよみの刊行順一覧
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紅雲町珈琲屋こよみを読む順番
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紅雲町珈琲屋こよみを読む順番は、萩を揺らす雨→その日まで→名もなき花の→糸切り→まひるまの星→花ひいらぎの街角→黄色い実→初夏の訪問者→月夜の羊→薔薇色に染まる頃→雨だれの標本。
刊行順=時系列順になっているので、刊行順に順番に読んでいくのがおすすめです。
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紅雲町珈琲屋こよみのあらすじ
萩を揺らす雨
北関東の紅雲町(こううんちょう)で、コーヒー豆と和食器の店を営む大正生まれのお草(そう)さん。彼女は、常連たちとの会話から街で起こっている小さな事件に気付き、ひとり捜索に精を出す。ある日、とあるマンションの一室で虐待が行われていると気づいたお草さん。ひとり捜索まがいのことを始めるが…。悩む人たちの心に彼女の言葉は届くのか? 行動するお婆ちゃん探偵・お草さんを主人公に「老い」と「家族」を正面に据えて描く、期待の新鋭のミステリ短篇。
その日まで
コーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」の近くに、ライバル店「つづら」が開店した。つづらは元和菓子屋だったが、近隣では経営難のオーナーから詐欺まがいの手口で土地家屋を買い叩く業者グループがいるという噂がある。小蔵屋を営む気丈なおばあちゃん・杉浦草(そう)は、背景を調べ始めるが……。人気シリーズ第2弾。
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名もなき花の
「お草さんシリーズ」最新刊! 小蔵屋を営むお草は、新聞記者の萩尾の取材を手伝って以来、萩尾と、彼のライフワークである民俗学の師匠・勅使河原、その娘のミナホのことが気にかかっている。15年前のある<事件>をキッカケに、3人の関係はぎくしゃくしているらしいのだ。止まってしまった彼らの時計の針を、お草は動かすことができるのか。好評シリーズの第3弾。
糸切り
シリーズ累計48万部突破!
気丈なおばあさん・お草が活躍する人気シリーズ第4弾!紅雲町のはずれにある小さな商店街、通称「ヤナギ」が大家の発案で改装されることになった。
手掛けるのは新進気鋭の女性建築家だという。
長年の客で、数日前に店の前で車に轢かれそうになったお草も改装話を見守っていたが、関係者それぞれの「秘密」と思惑が絡んで計画は空中分解寸前に――。【目次】
第一話 牡丹餅
第二話 貫入
第三話 印花
第四話 見込み
第五話 糸切り
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まひるまの星
北関東の小さな町で、コーヒー豆と和食器を扱う店「小蔵屋」を営むおばあさん、杉浦草。
亡くなった母とうなぎ屋の女将との確執の謎。そこには思いがけない秘密が隠されていた。人生経験と、丁寧に紡いできた人間関係を通して、街で起こる事件のあれこれを解決に導いてきた小蔵屋の草だが、ある日、町の山車蔵の移転問題がもちあがり、小蔵屋の敷地が第一候補に。
町内の話し合いが必要だが、草は亡き母の遺言で「うなぎの小川」にだけはこの二十年行くことができず、移転問題の話し合いが思うようにいかない。かつては親友だった「うなぎの小川」の女将とお草の母の間に、一体なにがあったのか。
祭りの音が響く真夏の紅雲町を歩き回るうち、お草は町全体に関わる過去のある重い事実にたどり着く。ほっこりとあたたかな日常の奥に覗く闇がドキドキさせるヒットシリーズ第5弾。
花ひいらぎの街角
北関東の小さな町で、珈琲豆と和食器の店「小蔵屋」を営む、お草さん。
彼女の日常にふと顔をのぞかせる闇が読者をグイグイ引き込む大人気シリーズ第6弾。秋のある日、草に旧友の初之輔から小包が届く。中身は彼の書いた短い小説に、絵を添えたものだった。
これをきっかけに、初之輔と再会した草は、彼の苦しかった人生を元気づけるために、彼の短編を活版印刷による小本に仕立て贈ることにした。
この小本の印刷を依頼した小さな印刷会社の個人データ流出事件に草は巻き込まれる。
草の働きによって、印刷会社周辺の人々の記憶までもが明るく塗りかえられてゆく。「一つほぐれると、また一つほぐれてゆくものよ」
逃した機会、すれ違い、あきらめた思い――長い人生、うまくいくほうがまれだったけど、丁寧に暮らすのが大切。お草さんの想いと行動が心に染みる珠玉の一冊。
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黄色い実
累計65万部、大人気の紅雲町珈琲屋こよみシリーズ第7弾。
お草さんが営むコーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」で片腕として働いている頼れる店員・久実。
なぜか男っ気のない久実にもついに春が……!?
浮き立つ店に、元アイドルの女性が店の敷地内で暴行を受けたという
衝撃のニュースが飛び込んでくる。
容疑者は地元名士の息子。
久実の様子がおかしいことに気づいたお草。
そして、暴行現場で拾った「あるもの」がお草と久実を悩ませることになる。「私、いつから加害者になったんだろう」
──心に小さな勇気の火を灯す人気シリーズ第7弾。
初夏の訪問者
水の事故で死んだはずの、「あの子が生き返ったの!?」
紅雲町にやってきた親切と評判の男。ある日彼は小蔵屋を訪ね、自分はお草の息子・良一だと名乗り出る。
男は何の目的で良一を騙るのか、それとも……ほろ苦くも胸を打つ、累計70万部突破の大ヒット紅雲町珈琲屋こよみシリーズ第8弾。
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月夜の羊
コーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」を営むお草は、朝の散歩の途中、
〈たすけて〉と書かれた一枚のメモを拾う。
折しもその日の夕方、紅雲中の女子生徒が行方不明に。
その後、家出と判明するが、では助けを求めているのは、いったい誰なのか?
日常に潜む社会のひずみを炙り出しつつ、読む人の背中を押してくれる人気シリーズ第9弾。
薔薇色に染まる頃
一度は売ったものの手放したことを後悔していた帯留めが戻ってきたと、旧知の東京のアンティークショップから連絡をもらったお草。早速その店に向かうが、そこで耳にしたのは顔なじみのバーの雇われ店長が殺されたらしいという話だった。生前に彼と約束を交わしていたお草はそれを実行に移すが、その後、新幹線で何者かに追われている様子の母親と少年と隣り合わせる。そして、その少年を預かることになるが――。
殺された知人、生前の約束と怪しげな現金、最凶の男……。
事件の全貌もわからぬまま少年と逃避行を続けるお草は、どこへ行くのか?シリーズもついに第10弾!
殺された知人、生前の約束と怪しげな現金、最凶の男――。
お草は事件の全貌が分からないまま、追われる少年と逃避行を続けることに。
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雨だれの標本
お草が営む珈琲豆と和食器の店・小蔵屋が、高名な映画監督の新作の撮影候補地になった。店員の久実や常連客たちは色めき立つが、お草は店の通常営業ができなくなると、乗り気になれない。だが監督と面会すると、その件とは別に、お草は別のお願いをされる。彼に大きな影響を与えた古い映像作品を作った、ある無名の男を捜してほしいというのだ。わずかな情報とおぼろな記憶を頼りに、お草は男の姿を追うが――。彼はいったい誰なのか?
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ドラマ『紅雲町珈琲屋こよみ』情報
あらすじ
北関東の町・紅雲町で、和食器とコーヒー豆の販売を営む「小蔵屋」。お店は、その品ぞろえと、店主である76歳の杉浦草、通称「お草さん」を慕う客で、いつもにぎわっている。お草さんは、店を訪れる客とふれあうなかで、ふと抱いた疑問から、地方都市の日常にひそむ小さな問題を解決していく。だがそんなお草さん自身、決して癒えることのない過去を抱えていた。しのび寄る老いの影のもと、前向きに生きるお草さんの姿を描く。
スタッフ・キャスト
- 寺田:吉沢悠
- 森野久実:秋元才加
- 大竹:成河
- 水橋研二
- 清瀬小枝子:新妻聖子
- 小宮山真知子:映美くらら
- 平田満
- 由紀乃:岩本多代
- 松井:橋爪功
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