神永学の小説『浮雲心霊奇譚』を読む順番とあらすじ、時系列を一覧にまとめました。
浮雲心霊奇譚の刊行順一覧
※文庫本は第6作『血縁の理』まで発売されています。
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浮雲心霊奇譚を読む順番
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浮雲心霊奇譚を読む順番は、赤眼の理→妖刀の理→菩薩の理→白蛇の理→呪術師の宴→血縁の理→火車の残花。
刊行順=時系列順になっているので、刊行順に順番に読んでいくのがおすすめです。
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浮雲心霊奇譚シリーズのあらすじ
浮雲心霊奇譚 赤眼の理(せきがんのことわり)
時は江戸末期。絵師を目指す青年・八十八は、夜道で幽霊に出くわして以来、奇妙な行動を取るようになった姉を救うため、憑きもの落としの名人に会いに行く。肌が異様に白く、両眼を覆うように赤い布を巻いた男。名を、浮雲という。布の下に隠した赤い両眼で死者の魂が見えるという破天荒な浮雲と行動を共にするうち、八十八の前には新たな世界が見えてきた――。幕末ミステリー、堂々開幕!
浮雲心霊奇譚 妖刀の理
妖刀・村正による惨劇を目撃した絵師の八十八は、刀からただならぬ瘴気を感じ、浮雲に相談に赴く。金にならないとけんもほろろに断られるが、浮雲の昔なじみらしい謎の美女・玉藻が現れ、自分が正式に依頼をすると言い出す。事件の背後には、浮雲の宿敵である呪術師・狩野遊山の影が見え隠れして……!? 赤い瞳の憑きもの落としが、動乱の世の怪事件を追う! 幕末ミステリー、待望の第2弾!
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浮雲心霊奇譚 菩薩の理
時は幕末。赤い両眼で幽霊を見る憑きもの落とし・浮雲は、夜毎、無数に現われる赤子の霊におびえる男の依頼を受ける。怪異には、男が旅人から預かったという曰くありげな黄金の菩薩像が関係しているようで…(「菩薩の理」)など3編を収録。土方歳三、近藤勇、そして無敵の少年剣士・沖田宗次郎が登場! 尊皇攘夷の気運高まる江戸で、異能の男が事件の謎を解き明かす。幕末ミステリー!
浮雲心霊奇譚 白蛇の理(はくじゃのことわり)
赤い瞳で死者の霊を見る“憑きもの落とし”の浮雲が、絵師を目指す八十八(やそはち)と共に幕末の怪異を斬る! 廃寺で出会った艶めかしい女と白い蛇。人を喰らうという猫又の怪。狐に憑依された商家の娘……。これは現(うつつ)か夢まぼろしか。『心霊探偵八雲』のルーツがここに!! 好調シリーズ第4弾!
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浮雲心霊奇譚 呪術師の宴
死者の魂を視る赤い瞳の憑きもの落とし浮雲は、絵師を目指す八十八とともに神楽坂の武家屋敷に招かれる。屋敷には山伏、巫女、傀儡師ら、幾人もの霊媒師が集められ、嫡男・浩太朗の除霊を依頼される。しかしその直後、一同の目の前で浩太朗が殺された。そして一人、また一人と死者が……。浮雲の赤い瞳がとらえた真実とは!? 近藤勇、土方歳三、沖田宗次郎も活躍! 幕末長編ミステリー!
浮雲心霊奇譚 血縁の理
赤眼の憑きもの落とし・浮雲。絵師の卵・八十八。大ヒットシリーズ『心霊探偵八雲』のルーツを描く、幕末ミステリー。赤眼の憑きもの落とし・浮雲と絵師の卵・八十八のもとには、今日も怪異にまつわる不可思議な事件が舞い込んでくる。八十八が好意を寄せる伊織が、武家に嫁ぐことになった。想いを押し殺して彼女の縁談を祝福する八十八だが、その頃から伊織が雀の群れに襲われる心霊現象に悩まされるようになる――(コトリの理)。小間物屋のせがれが、夜な夜な怨霊を祀る神社へ通っている。相談を受けた浮雲は、別の心霊事件との接点を見出し――(御霊の理)。遊女を襲い、その血で絵を描こうとしたという絵師。常軌を逸した男が次に狙うのは!?――(血縁の理)。
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浮雲心霊奇譚 火車の残花(かしゃのざんか)
霊を見ることができる赤眼を持つ「憑きもの落とし」の浮雲は、旅の途上の川崎で奇妙な噂を耳にする。罪人の亡骸を奪い去る妖怪・火車が、多摩川で次々と人を殺しているという。殺された者は水死体にもかかわらず、なぜか黒焦げになっていた。一方、宿では亭主の息子が何者かに取り憑かれ、刃物を持って夜な夜な歩き回っていた。ふたつの事件に繋がりがあると睨んだ浮雲は、連れの土方歳三と才谷梅太郎とともに調べを進める。やがて点と点が繋がったとき、衝撃の真相が明らかになる。そして惨劇の裏に秘められた切ない想いとは――。先の読めない展開と、その果てにある慟哭。『心霊探偵八雲』の著者が贈る、文学史上最も切ない幕末ホラーミステリ。
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神永学のシリーズ一覧【全8シリーズ】
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