冲方丁の小説『シュピーゲルシリーズ』を読む順番とあらすじ、時系列を一覧にまとめました。
シュピーゲルシリーズの刊行順一覧【完結】
※全て文庫本が発売されています。
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シュピーゲルシリーズを読む順番
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シュピーゲルシリーズを読む順番は、オイレンシュピーゲル→スプライトシュピーゲル→テスタメントシュピーゲル。
オイレンシュピーゲルとスプライトシュピーゲルは、時系列が並行して進んでいます。
世界設定やキャラクターがリンクしており、
『オイレン弐』と『スプライトII』、
『オイレン肆』と『スプライトIV』で、
同一の事件がそれぞれのシリーズの視点から展開されます。
テスタメントシュピーゲルは、オイレンシュピーゲル・スプライトシュピーゲルが合流するシリーズ完結編です。
オイレンとスプライトを刊行順に交互に読んでも良いのですが、かなり混乱してしまうため、まず各シリーズごとに読み進めるのがおすすめです。
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※2022年7月現在、「Kindle Unlimited」でテスタメントシュピーゲルが全巻タダで読めます!
シュピーゲルシリーズのあらすじ
オイレンシュピーゲル 壱 Black&Red&White
「なんか世界とか救いてぇ――」。あらゆるテロや犯罪が多発し『ロケットの街』とまで渾名される国際都市ミリオポリスに、「黒犬」「紅犬」「白犬」と呼ばれる3人の少女がいた。彼女たちはこの街の治安を守るケルベルス遊撃小隊。飼い主たる警察組織MPBからの無線通信「全頭出撃!」を合図に、最強武器を呼び込み機械の手足を自由自在に操り、獲物たる凶悪犯罪者に襲いかかる! 『天地明察』で2010年本屋大賞第1位を獲得した冲方丁の、衝撃的ライトノベル第1弾!
オイレンシュピーゲル 弐 FRAGILE!!/壊れもの注意!!
「平和の歌を歌いますよー♪」。あらゆるテロや犯罪が多発し『ロケットの街』とまで渾名される国際都市ミリオポリス。「黒犬」「紅犬」「白犬」と呼ばれる警察組織MPBの〈ケルベルス〉が治安を守るこの都市に、ロシアの原子炉衛星〈アンタレス〉が墜落した。七つのテログループが暗躍する、この事件を収拾するため壊れかけの〈ケルベルス〉遊撃小隊が、超警戒態勢の街を駆け抜ける――! 『天地明察』で2010年本屋大賞第1位を獲得した冲方丁の、衝撃的ライトノベル第2弾!
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オイレンシュピーゲル 参 Blue Murder
「初めて仕事で人を殺したときのこと、覚えてるか?」。国際都市ミリオポリスの治安を守る、警察組織MPBの機械化された3人の少女、涼月・陽炎・夕霧。ある日、涼月は、初出撃時の記憶がないことに、あらためて疑問を抱く。彼女たちは、人殺しでトラウマを背負わぬよう、“人格改変プログラム”を適用されていた。あのとき、本当は何が起こったのか? 『天地明察』で2010年本屋大賞第1位を獲得した冲方丁の、衝撃的ライトノベル第3弾!
オイレンシュピーゲル 肆 Wag The Dog
空港で旅客機が占領された。首謀者の男――パトリックを捕らえ空港内留置所に拘束するも、中国服の武装集団に襲撃される。いきがかり上、パトリックと共闘することになる涼月。一方、テロリストが市民200名を人質に、空港の一角を占拠。陽炎も人質となり、両手に爆弾のスイッチを握らされる。テロリストの中には、〈レベル3〉の特攻児童、双子の兄弟の姿もあった……。『天地明察』で2010年本屋大賞第1位を獲得した冲方丁の、衝撃的ライトノベル第4弾!
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スプライトシュピーゲル I Butterfly&Dragnofly&Doneybee
ミリオポリス――近未来のウィーン。街の平穏を維持するために、飛び立ち、突き破り、敵を破壊する特甲児童と呼ばれる特殊な子供たちがいた――。翼を持ち、敵を殲滅するために飛翔する三人の少女たちの物語。
スプライトシュピーゲル II Seven Angels Coming
旧ソ連の人工衛星〈アンタレス1140号〉が軌道修正に失敗、ウィーンの森に落下する。超小型原子炉を搭載したそれは、核爆弾への転用が可能だという情報をつかみ、出自も目的も違う七つのテログループが動き始める
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スプライトシュピーゲル III いかづちの日と自由の朝
複数の暗殺計画がMSSのもとにもたらされる――ウィーン市長の暗殺計画をかろうじて阻止するアゲハたちだったが、それは、実は直接MSSの長官ヘルガをねらった計画のためのダミーであった……
スプライトシュピーゲル IV テンペスト
大量虐殺による戦犯法廷――そこに召喚されたのは「七名の証人」だった。彼らを守るために動き出すMSS。証人たちが次々と殺されていく中、MSSとMPB、六人の特甲児童の運命が今、交差する!!
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テスタメントシュピーゲル 1
西暦2016年、国際都市ミリオポリス。憲兵大隊(MPB)に所属する涼月、陽炎、夕霧は今日もささやかな休息を寸断され、テロリスト集団と対峙していた。機械化された肉体を武器に重犯罪者と戦う〈特甲児童〉、だがその心にはいまだに癒えぬ痛みがある。単純に見えた事件の奥に過去へと繋がる断片を見出し、独自の調査へ乗り出す少女達。事態は重大な局面へ……。『天地明察』で2010年本屋大賞第1位を獲得した冲方丁の衝撃的ライトノベル、新シリーズ突入第1弾!
テスタメントシュピーゲル 2(上・下)
公安高機動隊(MSS)の鳳、乙、雛は、突如発生した囚人護送バス襲撃事件の鎮圧に出動する。些細な事件と思われていたが、憲兵大隊(MPB)の涼月、陽炎、夕霧を巻き込んで、事態は予想外の展開を見せ始め!?
それぞれの戦場で敵と対峙する公安高機動隊(MSS)の鳳、乙、雛は、特甲児童の能力を発揮して所在不明のAP爆弾を追う。やがて囚人護送バス襲撃事件に端を発する陰謀の正体に肉薄するが3人だったが――。
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テスタメントシュピーゲル 3(上・下)
「前へ進み続けろ!! 真っ直ぐ前へ――!!」
西暦2016年、国際都市ミリオポリス。憲兵大隊の涼月は、敵の情報汚染への対抗ユニットを目標地点に運ぶため、機能不全に陥った都市を蒸気機関車で驀進する。そのころ、仲間2人――陽炎/夕霧もまた、のっぴきならない危機に直面していた。やがて散り散りになった仲間たちは集い、全ての事象はひとつに収束していく――。機械化された肉体を武器に闘う少女たちの物語、いよいよ最終章!!
「あたし達は大丈夫だ!真っ直ぐに行くぞ!」
涼月(スズツキ)の咆哮を合図に、憲兵大隊(MPB)+公安高機動(MSS)隊の特甲児童達は戦火の街・ミリオポリスを駆け抜ける。都市を壊滅の危機に陥れた主犯格+特甲猟兵達をひとり残らず倒すべく、善きつながりの感覚とともに最終決戦に臨む少女達。やがて迎える終極で、それぞれの背負った因縁にも決着のときが訪れる――。6人の機械化少女と、ともに戦った数多の戦士達の物語、ついに感動のフィナーレ!!
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冲方丁のシリーズ一覧【全3シリーズ】
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