上橋菜穂子のシリーズ作品を一覧にまとめてみました。単行本・文庫本の新刊情報もあわせてチェックしていきます。
上橋菜穂子のシリーズ一覧【全3シリーズ】
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鹿の王
かつてツオル帝国は圧倒的な力でアカファ王国に侵攻したが、
突如発生した謎の病・黒狼熱(ミッツァル)によって帝国軍は撤退を余儀なくされた。
以降、二国は緩やかな併合関係を保っていたが、アカファ王国はウィルスを身体に宿す山犬を使って
ミッツァルを再び大量発生させることで反乱を企てていた。
ミッツァルが国中で猛威を振るう中、山犬の襲撃を生き延びたヴァンは身寄りのない少女ユナと旅に出るが、
その身に病への抗体を持つ者として、治療薬開発を阻止したいアカファ王国が放った暗殺者サエから命を狙われることになる。
一方、治療薬を作るためヴァンの血を求める医師のホッサルも懸命にヴァンを探していた 。
厳しい北方の自然、深い森の香り、その中で生きる人々と獣たちの生と死を描いた物語。
累計発行部数230万部。アニメ映画化もされた。
詳しいあらすじは⇒上橋菜穂子「鹿の王」を読む順番《映画原作の全5作品一覧》
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獣の奏者
決して人に馴れず、また馴らしてもいけない生き物と共に生きる宿命の少女エリンの物語。
累計発行部数100万部。
詳しいあらすじは⇒上橋菜穂子「獣の奏者」を読む順番《アニメ原作の全5作品一覧》
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守り人シリーズ
バルサという三十歳の女用心棒が、ひょんなことから、新ヨゴ皇国の第二皇子チャグムを助け、彼を守るために奮闘する物語。
累計発行部数370万部。
アニメ化、綾瀬はるか主演でドラマ化もされた人気シリーズです。
詳しいあらすじは⇒上橋菜穂子「守り人シリーズ」を読む順番《アニメ・ドラマ原作の全13作品一覧》
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【2022最新】上橋菜穂子の新刊情報
単行本『香君(こうくん)』
遥か昔、神郷からもたらされたという奇跡の稲、オアレ稲。ウマール人はこの稲をもちいて帝国を作り上げた。この奇跡の稲をもたらし、香りで万象を知るという活神〈香君〉の庇護のもと、帝国は発展を続けてきたが、あるとき、オアレ稲に虫害が発生してしまう。
時を同じくして、ひとりの少女が帝都にやってきた。人並外れた嗅覚をもつ少女アイシャは、やがて、オアレ稲に秘められた謎と向き合っていくことになる。
「飢えの雲、天を覆い、地は枯れ果て、人の口に入るものなし」――かつて皇祖が口にしたというその言葉が現実のものとなり、次々と災いの連鎖が起きていくなかで、アイシャは、仲間たちとともに、必死に飢餓を回避しようとするのだが……。
オアレ稲の呼び声、それに応えて飛来するもの。異郷から風が吹くとき、アイシャたちの運命は大きく動きはじめる。圧倒的な世界観と文章で我々に迫る物語は完結へ!
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文庫本『風と行く者』
つれあいのタンダとともに、久しぶりに草市を訪れたバルサは、若い頃に護衛をつとめ、忘れ得ぬ旅をしたサダン・タラム〈風の楽人〉たちと再会、その危機を救ったことで、再び、旅の護衛を頼まれる。
シャタ〈流水琴〉を奏で、異界への道を開くことができるサダン・タラム〈風の楽人〉の頭は、しかし、ある事情から、密かに狙われていたのだった。
ジグロの娘かもしれぬ、この若き頭を守って、ロタへと旅立つバルサ。
草原に響く〈風の楽人〉の歌に誘われて、バルサの心に過去と今とが交叉するとき、ロタ北部の歴史の闇に隠されていた秘密が、危険な刃となってよみがえる。「守り人」シリーズ10巻完結のあと、『流れ行くもの』(守り人短篇集)『炎路を行く者』(作品集)を番外編として発表。この『風と行く者』は外伝3作目にして大長編となる。
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