堂場瞬一の小説『社長室の冬』を読む順番とあらすじ、時系列を一覧にまとめました。
三上博史主演のドラマ『社長室の冬-巨大新聞社を獲る男-』情報もあわせてチェックしていきます。
堂場瞬一の小説『社長室の冬』を読む順番
※全て文庫本が発売されています。
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メディア三部作を読む順番は、『警察回りの夏』→『蛮政の秋』→『社長室の冬』。
刊行順=時系列順になっているので、刊行順に順番に読んでいくのがおすすめです。
メディア三部作のあらすじ
警察(サツ)回りの夏
甲府市内で幼い姉妹二人の殺害事件が発生。盗みの形跡はなく、母親は消息不明。
マスコミは「虐待の末の殺人では」と報道を過熱させていく。日本新報甲府支局のサツ回り担当の南は、
この事件を本社栄転のチャンスにしようと取材を続けていた。
だが、殺害された姉妹の祖父が度重なるマスコミの取材攻勢によって追いつめられていく。
世間のムードは母親叩きからマスコミ叩きへと一変。粘り強く取材を続けていた南は、警察内部からの
リークで犯人につながる重要な情報を掴む。だがそこには、大きな罠が待ち受けていた――。
やがて日本新報本社では、甲府2女児殺害事件の報道に関する調査委員会が立ち上げられる。
元新聞記者でメディア論研究者の高石が調査委員会委員長に抜擢。事件報道の背景を徹底調査しはじめるが……。
果たして真相はどこにあるのか? 報道の使命とは何か? 現代社会に大きな問いを投げかける、渾身の書き下ろし事件小説。
蛮政の秋
日本新報記者・南康祐に、大手IT企業が不正献金をしているという政治家リストがメールで届く。真実なら政界を揺るがす大事件だが、送信者に心当たりがない。甲府支局時代に誤報を飛ばし、会社を窮地に陥れた過去がある身として、慎重にならざるを得ない。だが、本社に戻った今、特ダネを物にしたい思いは募り……。一通のメールから政治の闇を炙り出して行く記者が掴んだ真相とは! 傑作事件小説。
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社長室の冬
日本新報の記者・南康祐は、会社にとって不利益な情報を握る危険人物であるとみなされ、編集局から社長室へと異動させられる。その頃、新聞社に未来はないと判断し、外資系企業・AMCへの「身売り」工作を始めていた社長の小寺が急死する。九州に飛ばされていた新里が急遽東京に呼び戻され社長に就任するが、方々から徹底的な反発を受ける。外資との買収劇。不毛な社内抗争。紙かネットか。マスコミの存在意義――。新聞社の身売りを巡り、南が辿り着いた答えとは。
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ドラマ『社長室の冬-巨大新聞社を獲る男-』情報
第作を原作に、三上博史主演でドラマ化されています。
-巨大新聞社を獲る男-
あらすじ
日本最大の新聞社、日本新報社長の小寺政夫(中村敦夫)はついに決断した。日本の新聞社初となる”身売り”を実行するのだ。相手は米巨大ネットショッピング会社AMCの日本法人社長・青井聡太(三上博史)。まるで黒船のように現われた外資が、日本の新聞をのみ込もうとしていた。そんな折、小寺が急逝。後任の新里明(笹野高史)が引き継いだこの交渉は、簡単には進まないことが予想された。実は、青井は元日本新報の記者で新里とは浅からぬ因縁があったのだ。
スタッフ・キャスト
- 高鳥亜都子 – 北乃きい
- アリッサ・デリーロ – シャーロット・ケイト・フォックス
- 垣田林海 – 新納慎也
- AMCニュース編集長 – 日野陽仁
- AMCニュース記者 – 西村元貴
- 小寺政夫 – 中村敦夫
- 新里明 – 笹野高史
- 木元保 – 渡辺いっけい
- 椎名公平 – 小市慢太郎
- 石島大介 – 正名僕蔵
- 南康祐 – 福士誠治
- 酒井優奈 – 南沢奈央
- 酒井季子 – 原日出子
- 辻龍大 – 窪塚俊介
- 東海林実 – 中林大樹
- 東原雄司 – 斉藤陽一郎
- 長澤英昭 – 田中泯
- 三池高志 – 岸部一徳
- 渡幸一 – 阪田マサノブ
- 吉岡浩一 – 福澤朗
- 望月澄夫 – 菅原大吉
- 藤代久信 – 森本レオ
- 長谷川 – 若旦那
- ナレーション – 津嘉山正種
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