千野隆司の小説『めおと旅籠繁盛記』を読む順番とあらすじ、時系列を一覧にまとめました。
最新刊:第2作『柝の音響く』(2025年4月4日発売)
めおと旅籠繁盛記の刊行順一覧

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めおと旅籠繁盛記を読む順番
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めおと旅籠繁盛記を読む順番は、めおと旅籠繁盛記→柝の音響く。
刊行順=時系列順になっているので、刊行順に順番に読んでいくのがおすすめです。
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めおと旅籠繁盛記のあらすじ
めおと旅籠繁盛記
無宿者と寂れた旅籠。奮闘の再出立物語!
やくざ者の下働きをして暮らす無宿者の直次は、ある日、賭場検めに現れた捕り方を誤って傷つけてしまう。もう、江戸にすら居場所はない……自らも重傷を負い朦朧としながら逃げてきた中仙道で、直次は追剥に襲われていた娘の危機を救う。
気を失った直次が目覚めると、そこは助けた娘・お路の両親が営む板橋宿の旅籠松丸屋だった。主人のお人好しが災いし、借金も抱える今にも潰れそうな松丸屋だが、その上、近頃は徒党を組んだ追剥が出没し、板橋宿全体が寂れ始めていると言う。
怪我の完治までせいぜい利用してやろうと決めた直次だが、穿鑿もせず受け入れてくれる松丸屋の居心地を、悪くないと感じ始める。提灯屋の若旦那・定之助をはじめ、余所者の直次を警戒する者も多いが、その働きぶりに少しずつ直次を認める住人も出て来た。
そんな折、いよいよ追剥被害が頻発。なぜ、板橋宿近辺ばかりが狙われるのか。直次は「最後の恩返し」として、道中奉行の命を受けた江戸四宿見廻り役・恩間満之助と共に解決に乗り出す。全てを失った無宿者が旅籠を盛り立て、帰る場所を作ってゆく、奮闘の再生物語。
柝の音(きのおと)響く
貧乏旅籠、背水の陣!元無宿者、奮闘の物語!
貧乏旅籠、背水の陣!大金二十一両の返済期限は、わずか二ヶ月後!
稼がねば、ふたりの居場所は奪われる。起死回生の一手は、困難必至の芝居興行!?
元無宿者が奮闘する、再生の物語!板橋宿の貧乏旅籠・松丸屋は、宿丸々か一人娘のお路を奪われる危機にあった。蕨宿をしきる駕籠屋・岩津屋に借りた二十一両の返済期日が二ヶ月後に迫っていたのだ。
そんな時、お路に助けられて以来松丸屋に身を寄せる元無宿者の直次は、客から大金が動く芝居興行の話を聞く。返済のためには板橋宿に宮地芝居を呼ぶしかない──腹を括った直次だが、場所の確保、一座の誘致、金子集めに客集め、難問は山積みだ。それでも居場所をくれた松丸屋のため、直次は皆と力を合わせ一つずつ事を進めてゆく。
やがて、そのことを良く思わない連中も動き出し……。
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