ポール・スチュアートの小説『崖の国物語』を読む順番とあらすじ、時系列を一覧にまとめました。
崖の国物語の刊行順一覧【完結】
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崖の国物語を読む順番
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崖の国物語を読む順番は、深森をこえて→嵐を追う者たち→神聖都市の夜明け→ゴウママネキの呪い→雲のオオカミ→最後の空賊→ヴォックスの逆襲→自由の森の戦い→真冬の騎士→大飛行船団の壊滅→滅びざる者たち。
刊行順=時系列順になっているので、刊行順に順番に読んでいくのがおすすめです。
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崖の国物語のあらすじ
深森をこえて
「飛空船には、背の高い若者の活躍する場所は常に用意されているぞ」おそろしいはずの空賊の、その言葉が忘れられない。ウッドトロル族の村は自分の故郷ではないと知り、旅立った少年トウィッグだが、神秘的な森に魅せられて思わず道をはずれたとたん、死ととなりあわせの旅がはじまった。トビムシ退治、ホフリ族との一夜、食肉植物チスイガシとの死闘、オオハグレグマとの友情と別離、ヤシャトログに飼われる日々―。次々遭遇する妖しい怪物の脅威をくぐりぬけ、深森にすむ友だちができても、そこは、自分の居場所ではない。進むしかない―。虚空にはりだす船首像のように切りたった崖の国で繰り広げられる、壮大な冒険ファンタジー大作第一部。
嵐を追う者たち
浮遊する神聖都市サンクタフラクスの最高位学者と、地上町の商人連合の癒着により、サンクタフラクスと地上町はいまだかつてない危機を迎えていた。地上町の人々は浮遊都市をつなぎとめる鎖をつくるために奴隷のように働かされ、鎖づくりのために水はこのうえなく汚染されている。この危機を救えるのは、トウィッグの父、雲のオオカミをおいてない。嵐晶石を手に入れるために、大いなる嵐を追うのだ。飛空船、ストームチェイサー号の乗組員となってはや二年、少年トウィッグの新たなる冒険が始まる―。地上町、薄明の森、泥地、神聖都市…崖の国を縦横無尽に経巡ってダイナミックに展開する、『崖の国物語』第二部。
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神聖都市の夜明け
飛空船エッジダンサー号で船出したトウィッグは、シュゴ鳥に導かれ、前人未到の虚空へと向かう。「大いなる嵐」の中心で、父・雲のオオカミから崖の国の命運にかかわる重大な任務を与えられたトウィッグだが、嵐の爆発で崖の地に墜落し、虚空での記憶を失ってしまう。行方不明の乗組員を捜しだし、記憶をとりもどさなければ!岩の塔だけが育つ岩の園、驚くべき事実を秘めた飛空船、異様でおぞましいオオモズ奴隷市場、そして深森のむこうに待ちうける未知の土地―崖の国の宿命に命がけで立ち向かうトウィッグが、旅の果てに下す、究極の決断とは…?奇想天外な異界・崖の国を舞台に繰り広げられるトウィッグの冒険、感動の完結篇。
ゴウママネキの呪い
若き空賊クウィントは、父の盟友・最高位学者リニウスのもとで、徒弟生活を送るはめになる。だが、リニウスの娘マリウスは鼻持ちならないし、派閥抗争に明け暮れる学者の世界にはむしずが走る。頼みのリニウスは夜な夜なクウィントをたたき起こし、怪しげな任務を命じる。巻物がたわわと吊るされた大図書館、錆びついた低空降下機、不気味な息づかいにうごめく地底トンネル―。リニウスがひた隠しにする「大いなる仕事」とは?「石の巣」に出没する深紅色の光の正体とは?ときは前三作の主人公トウィッグの父母の青春時代。神聖都市の歴史と浮遊石内部の謎が明らかにされる、崖の国物語、待望の第四部。
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【外伝】雲のオオカミ
「商人連合船がひそかに運ぶ高価な黒ダイヤをうばい、船倉で働かされている奴隷たちを自由にしてやるのだ!」氷のキツネのよびかけに、空賊集会にあつまった勇士たちの心はおどった。いざ、空戦!だが、敵艦を見つけたのもつかのま、青年クウィントの乗り組む空賊船ゲイルライダー号は、おそろしい撹乱霧にのみこまれてしまう―。虚空にはりだす船首像のように切りたった崖の国で繰り広げられる人気ファンタジーシリーズ番外編。本伝に語られない、空賊・雲のオオカミの若き日の活躍、命名の由来が、ここにあきらかになる。
最後の空賊
トウィッグ船長とカウルクエイプが崖の国を救ってから五十年―崖の国には、新たな危機が訪れていた。「石の巣病」の流行で、浮遊石が浮力を失ってしまった。空賊の時代は終わった―。地下の図書館司書学会下級司書の少年ルークは、思いもかけず司書勲士に選ばれた。深森の奥にある「自由の森」へとおもむき、訓練を受けて深森の謎を探る学究の旅にすべてを捧げるのだ。しかしその自由の地にも邪悪な「闇の守護聖団」の魔手が忍び寄っていた。困難を乗り越えてようやく探索の旅に出発したルークが、深森の深奥で出会ったのは―!?予想を超えた新たなる展開でますます目が離せない“崖の国物語”感動の第五部!10代~一般対象。
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ヴォックスの逆襲
図書館司書学会の若き司書勲士ルーク・バークウォーターは、偵察飛行の途中事故にあい、とらえられ奴隷にされてしまった。売られた先は最高位学者ヴォックス・ヴァーリクスの館。実権を奪われ酒びたりになったヴォックスのもとで、ルークは崖の国をめぐりさまざまな陰謀がうごめいていることを知る。夜の守護聖団、オオモズシスター、ゴブリン軍。どの勢力も図書館司書学会を憎み、ヴォックスをさげすんでいた。暗殺の危機をのがれたヴォックスが図書館司書学会に持ちかけた「取引」とは―!?運命の「大いなる嵐」が近づき、ますます目が離せない“崖の国物語”感動の第六部!10代~一般対象。
自由の森の戦い
大いなる嵐の襲来で、旧地上町は崩壊した!逃れた人びとは、「自由の森」をめざして、危険な深森をこえる旅に出た。行く手に待ち受けるのは、人を惑わす「薄明の森」、恐ろしい泥地の怪物、血に飢えたオオモズ・シスターにゴブリン。さまよう人びとに安息はおとずれるのか?そして、飛翔機を失った司書勲士ルークの運命は?
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真冬の騎士
崖の国の空中に浮かぶ大きな浮遊石。その上に築かれた神聖都市・サンクタフラクスは、かつてない厳しい寒さにこごえていた。浮遊石は浮力を増し、今にも係留鎖を断ち切って虚空に飛び去ろうとしている。新たな最高位学者の誕生、博士たちの陰謀、従士ヴィルニクスの罠。いくつもの思惑がうごめくなか、冬を終わらせるカギは「大いなる嵐」か「嵐晶石」か。そしてそのカギをにぎるのは…。世代をこえて描かれる壮大な『崖の国物語』。のちに「雲のオオカミ」と呼ばれる空賊クウィントの若き日を描く、崖の国の序章とも言うべき物語。
大飛行船団の壊滅
憎い敵、母と兄たちを殺したタルボット・スミールが生きていた!飛空騎士見習いクウィントは、父である空賊船長・風のジャッカルとともに、空賊船ゲイルライダー号で、つぎつぎと卑劣な罠をしかけてくるスミールを追う。恐ろしい断崖で、水門の塔で、奴隷市場で、危険な難破船で…。憎しみのあまり冷静さを失っていく父のようすに不安をつのらせるクウィントは、はげしい嵐のため、大切な友人マリスと二人きりで深森に取りのこされてしまう。一方、地上町では、商人連合議長の恐ろしい陰謀が進んでいた―!のちに空賊船長・雲のオオカミと呼ばれるクウィントとマリスの若き日の冒険譚。
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滅びざる者たち
神聖都市サンクタフラクスと旧地上町の崩壊から約三百年。嵐晶石鉱夫の孤児ネイトは、悪徳鉱山監督官の手をのがれて大開地へたどりついた。腕の立つ職人として働きはじめたやさき、嵐晶石鉱山をめぐる陰謀にまきこまれ、鉱山主の娘ユードキシアとともに営巣地へと旅立つ。嵐晶石。その「第三飛空世代」の画期的エネルギーは、すべての種族を文明化したはずだった。しかしその供給をめぐって、新たなる争いが平和を揺さぶり、人びとの心に生まれた闇が、あの「魔物」を呼びもどしてしまう。そのはざまで翻弄されつつ、ネイトが見出した崖の国の「秘密」とは―!?崖の国のすべてが明かされる、感動のシリーズ完結編。
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